動画制作

動画制作を個人で行なっている人におすすめする本3冊

 

こんにちは、Takuです。

 

今回はタイトルの通り、動画制作を個人でやっている方に向けておすすめの本を3冊ご紹介します。

例えば会社に所属していたりすると、撮影や編集の仕方を教えてもらえたり、お互いが教え合いつつ新しい知識やスキルを習得していけます。

しかし個人の場合は自分の手の届く範囲でしか情報を仕入れることができず、どこかで限界を感じると思います。

 

個人的にYouTubeなど誰もが観ている媒体で得られる情報だけを仕入れていても皆んなと同じ表現しかできず、数ある動画の中に埋もれてしまうと思っています。

 

インプットの手段は色々とありますが、今回は本から学ぶことをおすすめしたいと思います。

 

動画制作を個人で行なっている人におすすめする本3冊

 

早速ですが、以下が今回ご紹介する3冊です。

  • 映像編集の技法
  • Vision ヴィジョン ーストーリーを伝える:色、光、構図

  • 表現の技術

では一冊ずつご紹介していきます。

 

映像編集の技法

 

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」や「セッション」「オデッセイ」など、一流作品を編集した編集技師の方々に著者がインタビューを行い、プロジェクトの作り方、ペイシングとリズム、構成、音楽など映像制作におけるテーマごとにまとめられ、実際の現場で働く編集技師の仕事の仕方を垣間見ることができます。

 

50名以上の編集技師のやり方が書いてあり、千差万別で正解はなく、自分やプロジェクトに合った方法をとることが一番大事なことだと感じました。

 

映画のワンシーンを用いて、このシーンはこういう意図があって編集したという話が聞けるので完成した映画を観ながら本書を読むことで、一層学びにつながると思います。

 

全編インタビュー形式で、話し言葉で書かれているので堅苦しい表現はなく、すんなり読めると思います。

 

Vision ヴィジョン ーストーリーを伝える:色、光、構図

 

画面の構図や明度、色など画像を構成するあらゆるものが鑑賞者にどのような印象をもたらすのか解説したり、画面上に存在するラインやシェイプ、リズムという要素の一側面に焦点を当てて、様々な画作りを見せてくれる本でもあります。

 

なんとなく自分が綺麗だと思うものを撮って、好みのカラーグレーディングをして、それっぽくカットを繋げてみて。

それ自体が悪いわけではないと思いますが、もう少し深掘りし、なぜこれが綺麗だと思って、なぜこの色合いにしたのか、など論理的に考えることができるようになります。

 

このようなものの見方をしたことがなかった人が読むと新たな視点が手に入り、すでに知っている人は復習に使える本ではないかと思います。

 

表現の技術

 

二十年近くCMをつくってきた著者が書いている本で、前半は、CMという短い時間の中でどのような表現をすれば鑑賞者の感情を動かすことができるのかといったテクニックを学べます。

後半は、映像のつくりかたやクリエイティビティを発揮するためにはどのような思考をして物事を見ていくとよいのかといったヒントが書かれています。

 

How to 本という感じで、著者自身も本に書いているように「こういう文法のものをつくろうとしているのだな」と透けて見えるものはつまらないので、本書で紹介されてあるテクニックだけに囚われずものづくりをしていきたいと思いました。

 

本書は文章量が少なく、さらっと読めるので思考のストレッチとして読んでみるといいですよ。

 

 

今回は以上です。

みなさんもオススメの本があればぜひ教えてください!

  • この記事を書いた人
アバター

Taku

フリーランスで映像を作ってます。
福岡の映像制作会社→カナダ留学→プログラマーを目指すが映像の面白さを再認識→東京の映像制作会社→フリーランス。
お仕事のご依頼はお問い合わせから

-動画制作
-,

Copyright© SHIKI VIDEO , 2024 All Rights Reserved.