こんにちは、Takuです。
今回は「ディズニーCEOが実践する10の原則」を読んだ感想を書いていきたいと思います。
本書では、ウォルト・ディズニー・カンパニー会長、前CEOのロバート・アイガー氏のキャリアを通して、リーダーシップに必要な10の原則を知ることができます。ただ、この原則はリーダーに限らず誰にでも当てはまる大切な考え方だと思いました。
著者は、ABCテレビの雑用係としてキャリアをスタートして、最終的にはディズニーのCEOを15年間務めました。
さまざまな人達と出会い、大切なことを学んでいきます。
目の前の仕事に全力で取り組み結果を出すことで、周りからの信頼を得て次の仕事を得ることができる。ときには自分の思い通りにはいかなくても先を見据えて耐える必要もある。
本書で印象に残ったことは、相手に「敬意を払う」ということと「誠実である」こと。
ABCテレビの雑用時代から数々の企業を買収したディズニーのCEO時代まで、どんな相手であろうと欺こうとはせず誠実さを持って接し、相手が大切にしているもの(やってきたこと)に対して敬意を払うことで、アイガー氏は信頼を獲得してきたように思います。
関係性や立場、環境が変わろうと自分を過信せず、本当の自分を見失わないことが大事なことなんだと学びました。
ピクサーやマーベル、ルーカスフィルムといった誰もが知る会社とディズニーの関係性も見ることができるので、そこも面白かったです。
僕の場合、海外の本であるあるなのが、企業や登場人物がわからないことが多々あります。
日本に住んでいると馴染みがなかったり(僕の知識が欠けてたり笑)するのですが、本書は誰もが知る有名企業が数多く出てくるので、その点も理解しやすいと思います。
気になった方は是非読んでみてください。