こんにちは、Takuです。
今回は「ユニクロ潜入一年」を読んだ感想を書いていきたいと思います。
本書では、著者が独自のルートでユニクロについて調べながらも、名前まで変えてアルバイトとして内部に潜入した体験記となっています。
ものごとの見方が変われば事実も変わって見えるんだなと思いました。
僕もユニクロで服を買ったりしますが、どこの誰が作っていて、どういう人たちが売っているのかなど気にしたこともありませんでした。海外の下請け会社が劣悪な環境であることや普段買い物に行っている店舗の人たちがどのような状況で働いているのかなど、一消費者として考えさせられることが多々ありました。
これはユニクロに限った話ではなく、大なり小なり他の企業でも同じことが行われているのだと感じました。現に僕が学生時代働いていたコンビニやレストランなどでも似たようなことはありました。
立場の弱い者たちがどうやって自分たちの権利を守っていくのか、経営陣はどうすれば今の劣悪な環境を改善し、働いている人達や自分たちがより良い生活を送れるのか、双方の視点から考えなければならないと思わせてくれる一冊でした。