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【感想】数値化の鬼 「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法

 

こんにちは、Takuです。

今回は「数値化の鬼 「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法」を読んだ感想を書いていきたいと思います。

 

4月からフリーランスになって、売上を真剣に追わなくてはいけなくなり、何かヒントが書かれていないかと本書を手に取りました。

本書では、「いかなるときも一旦数字で考える」ことを徹底しています。会話力や販売力、企画力など「〇〇力」という見せかけの指標は数値化しましょう。ということ。

「販売力を上げるではなく、売り上げを15%アップさせる」など。

 

たしかに自分自身、企画力や技術力を上げたいとは思いつつも、漠然としていて目指すべきゴールが見えていなかったなと思いました。

 

また、本書では「変数」の話があります。ここでいう変数とは「成果に繋がるもの」として定義されています。

例えば、プレゼンの成果を考えたときに、資料作成の「時間」をこれまでの2倍に増やしました。しかし、プレゼンの成果は上がりません。

今度はプレゼンでの「伝え方」を工夫しました。するとプレゼンを聞いてくれる人たちの反応が変わり、成果に繋がりました。

この場合、「伝え方」が変数ということになります。

こうした変数を見つけ行動に移していくことが大切だという話は、「イシューからはじめよ」という本でも書かれていたことと共通する部分でした。

 

「最も重要なことは何なのか」ということを常に考えながら行動しないといけないなと改めて考えさせられました。

その重要なことを教えてくれるのが「数字」だということも。

 

そのほか、「他人の成功法則は変数ではなく仮説」ということ。

他人とは時代や環境、能力や素質が違います。他人の成功法則は自分にとって変数になり得るのかは自分で確かめる必要がありそうです。

 

僕はこれまで自分が作ってきたコンテンツに対してしっかり向き合ってなかったように思います。

作って終わりになっている場合がほとんどで、その先の成果(数字)を追い求めていませんでした。

誰かのためにコンテンツを作っている以上、成果(数字)には責任を持たないとダメだと痛感しました。

 

本書では、とにかく数字に拘って話が展開されます。数字だけを追ってドライな印象を持つ方もいると思いますが、その根底には「人としての成長」や「自分の望んでいる姿」になるためのヒントが詰まっており、僕は温かみを感じた一冊でした。

 

気になった方は、ぜひ読んでみてください。

 


 

 

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Taku

フリーランスで映像を作ってます。
福岡の映像制作会社→カナダ留学→プログラマーを目指すが映像の面白さを再認識→東京の映像制作会社→フリーランス。
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